２００６年１２月１９日　北よりの風弱く　晴れ　下り潮　水温２０．７℃

午前７時、マリーナへ着くと「ポチの愉快な仲間たち」がワイワイしていた。田○君も別船で出港するらしく、オバカ甲板員見習いと「勝負するかえ？　お前には絶対負けんき」などと言い合っている。海遊丸も出船するそうで、今日の宇佐沖は賑やかになりそう。７時３０分、出港。海上は弱い北風が吹いているが、冬場にしては珍しい凪ぎ。先着していた海遊丸。↓

さ～、ポチも釣り開始じゃ～～。何回かボートを付け直してシャクッテいると海遊丸がヒット。ネイリみたい。よっしゃ、今がチャンスじゃ。「ほら、海遊丸が釣ったで。シャクッテシャクッテ」と見習いに激を飛ばし、ポチも気合を入れてシャクル。　　が。　が、釣れません。モタモタしている間にも、海遊丸は釣っている。・・・焦るなぁ～、マイペースで釣れぇ～。（あんさん風）　いつ見てもワンパターンな釣り方をしている見習いに「海遊丸のお客さんの釣り方見てみ。いろいろ変えて釣りゆうろうが。海中のジグの動きを頭の中でイメージして釣らんと。ぼ～～っと同じシャクリ方で釣って釣れるか～っ！！」と　づき飛ばす。　いえ、ポチもまだ釣ってないのやから、偉そうなことは言えんのやけど・・・そこはほら、上司やし船長やから・・・(~_~;)
このポイントで１時間ぐらい粘ったけど、ポチに一度前アタリがあっただけ。西へ走ってみるか。

ジュウロウジは平日やというのに沢山のボートが釣っている。「あんたら、仕事しゆうの？」　「お前もな！」　見習いの突っ込みが入った。ナイスな突っ込み、やられたな。オオヤマジで釣っていると海遊丸船長から電話。「文庫沖で入れ食いですよ～～」　えええええ～～？？イクイク～～。舐めたらイクぜよってことで、エンジン５０００回転ですっ飛んで文庫沖へと向かうポチ達。プライドは無いのか？・・・釣りは釣れんといかんきねぇ～～。

海遊丸が見えてきた。「よっしゃ見習い、入れ食いはもうすぐやき」　

海遊丸船長に話しかけると「ごめんポチさん、さっきまで入れ食いやったけんど・・・食わんなった」　　いえいえ、良くあることです。マリーナに帰ったとき「ゆたか丸」船長が言いよったけんど、「昨日まで食いよったに」と言われるのは良くあることです。海遊丸船長さん、ポチのこと気にかけてくれてありがとうです。_(_^_)_

さて、お祭りが終わった文庫沖でシャクッテいると、西から大きいボートが捲ってきた。「そんなに飛ばしてポチの横を通りなよ、揺れるき」と思いよったら・・・あれ？？どっかで見た船長やよ。え～～と・・・あ、「気さくなおんちゃん」や～～。本当に気さくな人か分からんかったき、すぐには声をようかけんかったです。(~_~;)　↓

「気さくなおんちゃん」ボートに同乗している兄ちゃんがネイリを釣り上げた。海遊丸も釣り上げた。どうなっちゅうで！！時刻は午後１時、普段は納竿しちゅう時間やし・・・ポチはボウズを覚悟した。あ～あ、また社長に怒られる。「ほんで餌釣りせんといかんと言いゆうろう」　

帰り際に朝のポイントで悪あがきする事にする。相変わらずベイトの反応は悪い・・・「あ、きた。きました～！！」背後から奴の叫び声が！！　おお～～やっとヒットじゃ～～。奴でもよい、釣ってくれるとポチは感激じゃ～～。慌てんとやりよ。

でかした。
顔は悪いし眉毛も薄いし、ニット帽も似合ってないけど許す。ほんと、でかしたぞ甲板員見習い。
この後の奴の言動がポチを泣かせる、「船長、ネイリ　船長のクーラーに入れておきますね～」　　ダ～～、泣いた泣いた、ポチは泣いたじょ～。今まで役立たずだの、お前の脳ミソは鶏並だの、散々ヒドイこと言ってごめんね。ポチこそ「役立たず」じゃね、お前は優しいねぇ～。（*ＴдＴ*）　

が！！！！！この直後にポチにもヒット。お～～お～～、やった～～。↓

良かったとです、やっぱり頼りになるっす「タンポチ　ウォーホーク」　ありがと～～。
さて。１匹釣り上げたポチの態度はここで豹変する。ポチのクーラーに入っていた奴のネイリを「まだまだお前に借りを作るわけにはいかんな～」と奴のクーラーへと戻す。「ええ～～、そんなぁ～～」　奴め、泣き言いいやがって。げへへへへ～～。

その後、チョンチョンとした小さいアクションに食ってきた。これもネイリじゃ～～。げへへへへ～～。↓